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Made in Hong Kong
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出張で5年ぶり7度目の香港へ。


宿は最後に来た時と同じ、インターコンチ。
香港ではマンダリンかGrand Hyattが好きだが、ここは対岸の香港島の眺めが最高。


昔懐かしい重慶大厦(チョンキンマンション)にも潜入。
怪しい雰囲気は相変わらずだが、入口とエレベーター周辺が劇的にきれいになっている。

思い起こせば、チョンキンマンションに泊ったのは1999年で、まだ10代の頃だった。
サム・リーの「メイド・イン・ホンコン」が封切られた年だ。
あれから時は流れ、世界はずいぶん変わった。



◆◆◆

最終日の夜、コロンビア時代の香港人の同級生と飲みに、Ritz CarltonのOzone Barへ。
118階、高さ484m。高すぎて、中環のビル街が眼下に見える。


イギリスの大学を出て香港で弁護士をやっていた友人は、何を思ったか北京で英字新聞の記者になり、その後コロンビアのロースクールを経て、今はNPOで働いているという。最後に会った2年前から彼氏も変わっておらず、お互い前に進めてない感もありつつも懐かしい。


ディナーは場所を変えよう、という話になり、スターフェリーに乗って香港島へ。
セントラルではなくCauseway Bay行き。これ以上ない夜風と夜景。


Causeway Bay近くを歩いていると、薄汚れた看板が掛かる人気のない雑居ビルの前で、唐突に友人がここに入ってみようという。団地のような暗いエレベーターに乗って3Fで降りると、そこには外からは想像もつかないような雑多で活気がある飲食店街が広がっていた。香港にはこのようなビル内のフードセンターが幾つもあるという。なんとも懐の深い街である。


友人の仲間も加わり、なぜか公園に行って外で飲むことに。
したたか飲んで、全員30代以上とは思えない無分別な放歌高吟っぷりだった。


二日酔いのまま、次の目的地、海南島へ移動。